WordPress のパーマリンク設定 スラッグにカテゴリを含める?含めない?

2017年10月17日WordPress

wp rwordpress ワードプレス

新規に WordPress サイトを設置したら、まずパーマリンクの設定をしますよね。

パーマネントリンクだけに、変わらないことが前提のURLですから何よりも大切な設定です。

パーマリンクは URL 全体、スラッグはドメイン以下の変更できるパス部分のこと

そこで悩むのがスラッグをどうするか。

ドメイン/カテゴリ/投稿名/
(/%category%/%postname%/)

にすると記事の分類が目に見えて分かりやすいし、なによりスッキリします。検索エンジンにも分かりやすい。さらにそのカテゴリが育ってサイトとして独立させるときもリダイレクトが簡単にできるというメリットがあります。

そのためカテゴリをスラッグに含める人も多いのですが、Wordpress でカテゴリを URL に含めるのはデメリットがあります。

それは記事によっては内容的に複数のカテゴリにまたがったり、あとからカテゴリを変えたくなった時に困ってしまうこと。

通常のHTMLサイトなら自由にファイルパスを決められるので、カテゴリのパスはそのままにパンくずリストや親子関係のリンクを差し替えればすみます。カテゴリを変更しようが複数のカテゴリに属させようが問題は生じません。

しかし WordPress はカテゴリを変えるとスラッグも変わってしまいます。複数のカテゴリを設定した場合も優先順位が決まっているため、カテゴリスラッグを自由に選択することもできません(方法はあるにはあります)。

 

そういうわけで、内容が増えていくタイプのブログを運営するならスラッグにカテゴリを含めるのは避けたほうがいいです。

きちんとカテゴリを設定していれば、 URL にカテゴリが含まれなくても検索エンジンは構造を把握してくれます。URL にカテゴリが含まれる方が効果がSEOの効果が高いのかもしれませんが、今は影響ないんじゃないかな。パーマリンクにカテゴリが含まれないサイトでも普通にサイトリンクがついてますよね。

考え方次第ではありますが、そこを気にするよりもカテゴリと記事の内容の関連性を上げるほうがいいだろうと思います。

複数のカテゴリにまたがるような内容なら、分割して別々のコンテンツとしてきちんと分類すべきだという考え方もあります

お店や特化型サイトのようにカテゴリが増えることがないのであれば、カテゴリ名が URL に含まれている方が分かりやすくていいです。しかしそうでない場合はカテゴリは避けて /%postname% にするか、記事IDにしておくのが無難です。

ドメイン/%postname% にすると固定ページと投稿ページの差し替えも簡単に行えるなど柔軟性が高くなります。みんなURLなんて見てないですし、数字だけのスラッグでもいいんじゃないかなあ。

関連パーマリンクからカテゴリを取り除く方法