Easy Table of Contents 目次の挿入をページごとに設定できるワードプレスプラグイン

2017年11月8日WordPress,ウェブサイト作成

wordpress plugin easy table of contents toc

ワードプレス用プラグイン「Easy Table of Contents」は投稿記事や固定ページに目次テーブルを自動で挿入させるためのプラグインです。

目次を自動挿入するプラグインの定番「Table of  Contents Plus(ToC+)」との違いは、目次の挿入をページごとに設定できること。ToCでもキーワードやページを指定して除外ページを指定できますが、プラグイン設定画面から行うため、目次を入れたくないページが多い場合は手間がかかります。

Easy Table of Contents」はページごとに設定パネルが表示され、除外だけでなく目次に含む見出しの指定も個別に行うことができます。

目次を入れたくないページが多くてToC+の導入を諦めていた人も、Easy Table of Contentsならいけるはず。

Easy Table Of Contents の特徴

見出しごとに目次項目を挿入するという、基本的な機能は一般的な目次作成プラグインと変わりません。

Easy Table of Contents のいいところは、設定で投稿ページ・固定ページへの挿入を有効(Enable Supportにチェック)にすると、ページごとに目次挿入用のパネルが表示されること。

設定ページで自動挿入をオンにしていれば投稿ページでは「目次を無効にする」のパネルが表示され、逆に自動挿入オフなら「目次を挿入する」になります。

wordpress plugin easy table of contents toc

ページごとの設定が優先されるため、目次に追加する見出しのレベルも個別に変更することができ、ページごとに表示させる階層を減らしたり増やしたりを柔軟に行なえます。

またウィジェトにも対応しているため、サイドバーの追尾領域に設置することで常に目次が表示されるようになります。

Easy Table of Contentsの使い方

入手は「新規プラグイン」で検索するか公式からダウンロードします。

Easy Table of Contents

 

設定は設定メニューから行いますが、メニューの名前はeasyが付かない Table of Content となっています。ToC+を使っている人が試しにこのプラグインを使う時は紛らわしいかもしれません。

使い方の基本はToC+と変わらないので、慣れている人なら悩むことはないはずです。

wordpress plugin easy table of contents toc

設定が有効になっていればページの一番下にEToCのパネルが追加されます。何も表示されていないなら右上の投稿ページ右上にある[表示オプション]を開いてTable of Contentsにチェックを入れます。

設定項目一覧

基本英語なので日本語も付け加えてあります。(直感的に分かるAppearanceは省いています)

wordpress plugin easy table of contents toc

General(一般設定)

Enable Support目次有効化目次を挿入するページを指定します。
とりあえず投稿と固定ページにチェックを入れればいいでしょう
Auto Insert自動挿入自動で挿入するページを選択します。
特定のページにだけ目次を入れたいのならオフ、
基本的に全てのページに挿入したいならオンにします
Position目次を挿入する場所目次を挿入できる場所は、最初の見出しの上、
最初の見出しの下、トップ、ボトムの4箇所です
Show When表示する条件見出しの数がいくつ以上なら目次を表示させるかを選びます
Display Header Label目次にタイトルをつけるか目次にタイトルをつけるか
Header Label目次に表示する文字「目次」や「Contents」など
Toggle View開閉ボタンをつけるか目次を開閉するボタンを有効にするか
オンにすると開閉できるようになります
Initial View初期表示最初から目次を開いた状態にするか閉じた状態にするか
チェックを入れると閉じた状態になります。
Show as Hierarchy階層化見出しタグを階層化するかどうか
オンにするとh2の下にh3がぶら下がる形になります
Counter 見出し番号目次に表示される見出しに番号をふるか
デフォルトでは下の階層には上位階層の数字がつく1.1、1.2。
Numericでは上位階層の数字がつかない。
RomanはI Ⅱ Ⅲのローマ数字
Smooth Scroll スムーズスクロールスクロールを滑らかにする

 

Advanced

lowercase 小文字にする見出しにアルファベットがあるとアンカーに利用されます。
その際に大文字を小文字に変更する。
Hyphenate ハイフンアンカーに用いられるアンダーバー_を-ハイフンにする
Homepageホームページホームページ(フロントページ)でも有効にする
CSS CSSToCのCSSをオフにする
Headings見出し目次に表示する見出しレベルを選択
Exclude Headings除外する見出し文字を指定して目次に入れない見出しを指定
Smooth Scroll Offset ジャンプ時表示位置置スクロールの際の画面上部からの距離を指定。
画面上部にメニューを表示していて目次から飛ぶと
コンテンツがメニューに隠れてしまうのを会費
Limit Pathファイルパスの制限
Default Anchor Prefixデフォルトアンカーデフォルトのアンカーにつくプレフィックス(接頭辞)
Widget Affix Selectorウィジェット設定サイドバーに設置したウィジェットを
追尾させたい時にサイドバーのidかクラスを指定

分かりやすくて使いやすい

Easy Table of Contentは必要な機能は揃っているのに分かりやすく、なんとなく軽い感じもします。バージョンアップも頻繁に行われているため、これからさらに使いやすくなると思います。

目次を除外したいページが多くてToC+を使えなかった人は、Easy Table of Contentをお試しあれ。