サーバの引っ越しも楽になる、WordPressを60秒でインストールする方法
はじめて煽りタイトルを付けてみました。煽ってはいるけど、サーバーの提供するファイルマネージャー次第では、Wordpress本体のアップロードは1分で終わらせられるのは本当。
FTPクライアントも不要。
FTPで大量のファイルをアップすると途中で切れたり、コピーできないといった不便さがありますが、この方法なら初心者でも迷わないはず。
もちろんバックアッププラグインを利用しないサーバの引っ越しでも使えます。
手順は簡単で、ダウンロードしただけのWordpressファイルをそのままアップロードし、それをサーバで解凍。あとは階層移動するだけ。
すべてブラウザでできます。
WordPressのアップロードから階層移動まで
ブラウザからサーバにあるファイルを解凍するには、サーバーのファイルマネージャーが、ブラウザからのGUI(エクスプローラー風)での圧縮解凍に対応している必要があります
cPanelなら使えるはず。
ワードプレスをダウンロードしたら、まずはサーバにログインしてファイルマネージャーを起動します。
アップロードするのはこれ(ダウンロード:WordPress日本語)
アップロード
ファイルマネージャーで、ウェブサイトのルートにするディレクトリ(フォルダ)にWordpressをアップロード。
アップロードは右クリックか、ファイルマネージャーの上のメニューでできます。
解凍
WordPress.*.zipを右クリックして『解凍』または『extract』。
これで『Wordpress』というフォルダができて、その中にWordpressの本体が展開されています。
階層移動
このままでは http://~.net/wordpress というURLでしかアクセスできないので、階層移動させます。
『wordpress』フォルダに移動して、ファイルエリアの上に表示されている『すべて選択』または『Select All』を選びます。全選択系のボタンがなければ、一番上でShiftキーを押したままクリック。Shiftキーから指を離さず一番最後のファイルで再度クリック。
すべてのファイルが選択できたら、適当なファイルの上で右クリックして、『移動』または『Move』を選択。
ファイルの移動先を聞かれたら、 /wordpress の部分を省いてOK。
元の階層に戻ったらすべて移動されているはずです。
注意:引っ越しの際は不可視ファイルを表示させておくこと
デフォルトでは.htaccessといった不可視ファイルが表示されないので、引っ越しの際はオプションで表示に切り替えてください
確認
ドメインにアクセスして、Wordpressの初期設定画面が表示されているのを確認できたら完了です。
最後に
煽りタイトルについてはベクトルさんのこちらの記事を参考にさせてもらいました。
http://www.vektor-inc.co.jp/website_it/wordpress_install/
ターミナルを使ったアップロード方法を紹介されていたこちらの記事を読んで、サーバで解答するほうがアプリケーション不要で楽でね?と思ったためです。
Mixhostやさくらインターネットのファイルマネージャーでも圧縮解凍は使えました。ただ、大量のファイルを含むと無理だった気もしますが。
自動インストールを使うなら、本体のアップロードは不要ですけどね。
引っ越しの時に使うと楽です。
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