ChromeのFlash Player動作設定 (chrome://pluginsは廃止済)
Choromeで利用されていたフラッシュプレイヤーの挙動を設定するプラグイン設定ページ(chrome://plugins)は2017年2月ごろに廃止され、アクセスできなくなりました。
さらにセキュリティ強化の一環で、一度許可したページでも、再起動のたびにリセットされ、毎回確認されるようになっています。
Chromeのプラグイン設定
アドレスバーに下のアドレスを入力して『コンテンツの設定』に移動。
『コンテンツの設定』でFlashをクリックして『最初に確認する』をオンに。
許可とブロックはサイトごとに設定できます。サイトの登録はURLから http:// を除いた部分。
基本的にはこれでいいのですが、毎回設定がリセットされて面倒!なら、
Flash の実行を毎回問い合わせなくする設定
Enable Ephemeral Flash Permissions
Disabled または 無効化
バージョン 69 からセキュリティ強化のために、PCを再起動するたびにFlash を実行するかのダイアログが表示されるようになりました。
一時的な Flash 許可(このオプション)が有効になっていると毎回ダイアログが表示される。Disabledにすれば一時的な許可が無効になり、設定が保持される。
なぜか設定が反映されないとき
全体の設定でFlash を有効にしたにも関わらず個別ページで反映されないときは、Flash Playerを使いたいページを開き、アドレスバーの左に表示されている i マークか 鍵 マークをクリック。
するとページごとの設定を直接を行えるようになるので、Flash の項目を「許可」にします。
Vivaldiでプラグイン設定(全般設定は廃止)
Vivaldiではプラグインの有効無効の切り替えはできなくなっています。
インストールすればFlash コンテンツは再生できます。個別ページでのオン・オフは切り替えることができます。
(設定変更はChrome と同じく [設定] > [サイト設定] または 表示したページ URL左のサイト情報から)
以下は廃止済み
設定の下の方の「Webページ」からアクセス可
vivaldi://settings/webpages/
クローム同様 chrome://settings/content からでも変更可。
Opera
Operaは今でも
opera://plugins
が使えます。
その一方、[設定]-[ウェブサイト]でも変更できるようになっています。
Operaは明示的に許可をしないと実行されなくなっています。
[*.]sample.com
Flash を許可したいサイトを追加しておきます。
Flash Player実行を許可するサイト指定
Chrome では一度Flashを実行したサイトでは、次からは自動で再生されるようになります。
毎回ダイアログが表示される時はFlashの実行許可サイトを追加します。
ドメイン名を [*.] の後に続けて記述します(http://のプロトコル部分は不要)。
[*.]sample.com
自動実行を許可しておかないと、Flashコンテンツ上に再生ボタンが表示され、クリックしないと再生されません。Flash動画やゲームを利用するなら「常に実行を許可する」にしておくと面倒がありません。
逆にフラッシュコンテンツを無視したい人は「常に自動での実行を許可しない」にしておけば、必要なときだけ再生させられます。
ディスカッション
コメント一覧
Vivaldiでは。記事中のスクショにある「Flashプラグイン」の項目が既に消えて設定できなくなっています
匿名さん
情報ありがとうございます。おかげさまで修正できました。
個別にしか設定できなくなっていたんですね。