コンセントの挿しっぱなしは危険!トラッキング現象でコンセントが丸焦げに
加湿器を使う冬にとくに増えるのが、コンセントが黒焦げになってしまう事故。
早く発見できればいいですが、不在時や寝ていて気づかないと火災につながるのでご注意を。
もし気付かなかったら・・・ゾッとした。
嫁さんが加湿器使いたいからと窓際のAV機器(プラズマテレビ含む)と除湿器が付いてたコンセントを覗いたら、トラッキングでコンセントが焦げて変形してた。
他人事と思わずに、皆さんもご注意を。 pic.twitter.com/Dw382v8yny
— 鮎釣り大好き@近所の人 (@c1_if) December 24, 2017
覗き込んだらプラグの接続部分から小さな火花が見えましたが、焦げ臭いとかは一切ないんです。
もし気づかなかったらおそらく大事になってました。
水回りなどは注意していたのに、迂闊でした。
— 鮎釣り大好き@近所の人 (@c1_if) 2017年12月24日
焼損した三又は近所のドラッグストアで購入したものですが、ご指摘の通りプラズマテレビと除湿機では過負荷になっていた可能性もあります。
気になって調べたところ、プラズマテレビが定格消費電力385w、除湿機は250/280w(電熱装置の定格消費電力460w、最大消費電力705/725w)でした。
— 鮎釣り大好き@近所の人 (@c1_if) 2017年12月26日
急きょ見に来て欲しいと依頼があり
こんな事になってました。
延長コードが抜けかかってたプラス
埃によるトラッキング現象。
プラグをコンセントにきちんとさしましょう❗ pic.twitter.com/3sOaO3qS3q— 糴川良樹 (@cameldisco) 2017年11月16日
コンセントを焦がした発火の原因はトラッキング現象
コンセントが焦げるのはトラッキング現象が原因です。トラッキング現象はコンセントの根本に溜まったホコリについた水分によって電気が流れるようになって発生します。
- コンセントプラグの根元にホコリが溜まる
- 溜まったほこりが湿気を帯びる
- ホコリについた水分のせいで、コンセントプラグの刃と刃の間に断続的に(弱い)電気が流れる
- 電気が断続的に流れる(スパークといいます)ことを繰り返すうちに電気の通り道ができる
- 大きな電流が流れて発火
目に見えるところならすぐ気づきますが、冷蔵庫などの陰にのコンセントは要注意(東京都広報)。
トラッキング現象のやばすぎる動画
動画これはまあ、いちど火がついたら火事になりますね。
対策をしてトラッキング現象を予防しよう
東京都では27年度にトラッキング現象が原因の火災が18件発生しています。
トラッキング現象は挿しっぱなしにしたコンセントプラグの根本にたまった埃と湿度が原因なので、こまめに掃除をすれば危険は減らせます。
トラッキング現象の予防法
- 差込みプラグは使用時以外はコンセントから抜く
- 長時間差したままのプラグは定期的に乾いた布で掃除
- 異常な熱を帯びていたら交換
コンセント・プラグの火災の原因はトラッキング以外にも、タコ足配線で容量以上に使っていたり、コードがねじれた状態のまま使っていたコードなどは危険です。
大掃除のついでに物陰にあるコンセントも確認しておきましょう。
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