レンタルサーバーではMixHostが場合によっては最強かもしれない理由

2017年1月30日WordPress,ウェブサイト作成

共用レンタルサーバーMixHost

MixHostは2016年6月よりサービスを提供している新しめのレンタルサーバサービス、なんですが。これ、最強かもしれない。

注)つい最近までは最強だったのですが、2017年11月の価格改定で一番安いプランが廃止され、普通価格のレンタルサーバになってしまいました。

だからいまはチョイ強ってところです。

まずは料金プラン

mixhostの何がちょい強なのか。まずは価格からみていきます(全て税別)。

長く使うつもりがあるなら3年間一括払いが得ですが、使ったことのない方ならもう少し短い期間で試したいことでしょう。

3ヶ月、半年で比較してみましょう。

プランスタンダードプレミアムビジネスビジネスプラスエンタープライズ
初期費用無料無料無料無料 無料
12ヶ月980円/月1,980円/月7,980円/月15,980円/月 5,980円/月
6ヶ月約 1,180円/月2,380円/月9,580円/月19,180円/月19,180円/月
3ヶ月1,380円/月 2,780円/月11,180円/月22,380円/月22,380円/月
ディスク
容量(SSD)
40G60G80G120G160G
仮想CPU
メモリ
仮想3コア
2GB
仮想4コア
4GB
仮想6コア
8GB
仮想8コア
16GB
仮想10コア
32G

全てのプランで共通

マルチドメイン無制限、メールアドレス無制限、データベース(MySQL)無制限、PHP7 / PHP5 対応、自動バックアップ標準搭載 / Cron ジョブ対応 / 無料SSL / メーリングリスト / Web Disk

最低契約期間が3か月、初期費用は無料となっています。

初期費用がかからないとはいえ、一番安いプランでも3ヶ月では1,380円/月。高く感じますね。

ディスクがSSDゆえに、ディスク容量対月額では高く、転送量の制限もわりと低くなっています(後述)。

mixhostを使うなら、ディスク容量だけでなく、転送量についても考慮したほうがいいです。

さて、価格は若干高めのmixhostですが、もちろんそれを補ってあまりあるよさがあります。

なにがいいのかというと、

全てのプランで使える独自ドメインの数が無制限、さらに無料でSSLを使うことができること。

また、サーバソフトはPHPの処理が高速と言われるLiteSpeed、そしてHTTP/2完全対応。高速な上にSSL化をどのプランでも制限なく行えるためSEO上も有利になる、はず。

これだけでもかなりのコストパフォーマンスですが、場合によっては最強かもしれないと思える大きな特徴があります。その理由は……

MixHostはアダルトサイトの運用がOK

そう、Mixホストはアダルトサイトの運用がOKなんです。

アダルトサイトOKのレンタルサーバは全体的に値段が高い傾向にありますが、ディスク容量以外ではMixHostは一般的なレンタルサーバとしても安いと言えます。

それでいて全てのプランでディスクはSSD、ドメイン数無制限、データベースも使い放題。

サーバ運営会社によってはアダルトコンテンツとみなされることのある出会い系サイトの紹介サイトももちろんOK。

ディスク容量が必要なサイトを運営しているのなら厳しいですが、動画や画像がそれほど多くないならMixHostで決まりでしょう。

共用サーバはプランによる違いが分かりやすい

Mix Hostの共用サーバのプランによる違いは、ディスクと仮想コアとメモリのみ

SSLやドメイン数といった付加サービスはすべて共通なので、プランの選択に悩む必要がありません。

アクセス状況に見合ったプランを選べばOK。

また後述するようにプランの変更も容易なので、とりあえず必要なコースで初めてしまっても困ることはありません。

MixHostは表示速度が早い

MixHostは全てのプランでディスクがSSD、サーバソフトにはLiteSpeedを採用。さらに専用Wordpressキャッシュプラグイン “LiteSpeed Cache" が使えるのでWordpressの表示も早い早い。

LiteSpeedとは?

LITESPEEDとは、HTTP(ウェブ)サーバーで多く利用されているサーバーソフト、Apacheの上位互換のソフトウェアです。

PHPを使った場合の処理がとくに早いため、Wordpressサイトにこそ効果があります。

その他のMixHostの特徴

試用はクレジットカード登録不要、初期費用も0

Mix Hostはお試しの利用にはクレジットカードを登録する必要がありません。

試用期間は10日と短いですが、クレジットカードを登録しなくても使えるので気軽にお試しができます。

初期費用がないので、契約する時もスムーズ。最短契約期間は3か月と利用しやすくなっています。

無料SSLが無制限

SSLはエックスサーバーなどでも無料で使えるようになっていますが、MixHostでも無料でかんたんにサイトをSSL化することができます。

httpsにしてもSEOにはそれほど影響はないと言われますが、利用者への安心感にもつながるので使わない理由はないでしょう。

MixHostはプランの変更がかんたん

MixHostはプランを上位に変更することはもとより、ダウングレードも好きなときに行えます。

ダウングレードすると日割り計算で差額が次回の請求から割引されるため、プランの変更がリーズナブルに行えます。

必要になった時にプランを変更できるので、残りの契約期間に頭を悩ませる必要がなくなります

サーバリソースがユーザごとに独立

共用サーバなのにサーバーリソースが契約毎に独立しているので、他のユーザのリソース使用状況に左右されません。

ふつうの共用サーバでは他のユーザの使用状況に影響を受けてしまいますが、MixHostならその心配がありません。

レンタルサーバーの使いやすさはそのままに、サーバーリソースを契約毎に独立して制御している為、他のユーザーの影響を受けない高セキュリティで安定したサービスをご提供できます。

MixHostで気になるところ

レンタルサーバ選びでもっとも気になるのは転送容量ですね。転送量の目安としては、公式ではこのようになっています。

プラン1年契約転送量/日メール送信/日
スタンダード980円/月2TB/月15,000通
プレミアム1980円/月4TB/月20,000通
ビジネス3980円/月5TB/月25,000通
ビジネスプラス7,980円/月6TB/月30,000通
エンタープライズ15,980円/月7TB/月35,000通

転送量2TB/月だと一日66Gほど。目安なので多少のことなら気にしなくて大丈夫。

ただ、こうしてみるとディスク容量よりも転送量からプランを選ぶほうがいいケースもありそうですね。

支払方法と本契約移行

支払はクレジットカードか銀行振込(楽天銀行)から行えます。

クレジットカードはVISA、Master Card、American Expressの他、Paypal、デビットカード、プリペイドカードも使えます。

デビットカードが使えるのは嬉しいところです(プリペイドカードとデビットカードはVISA、MasterCardブランド)。

本契約への移行

MixHostは試用期間中にクレジットカードを登録していても、本契約に自動では移行しません

本契約に移行する際は、マイサービスから【無料お試し】になっているところをクリックします。

契約プランと契約期間は、本契約移行時に改めて選択することができます。

自動で本契約に移行しないため、使う気がなくなり放置しても、利用料が引き落とされてしまうことはありません。ユーザー目線の気配りがなされています。

お試し期間で満足してから、改めてほかのプランを選択できるのはありがたいところ。

Mixhostのちょい強の理由をまとめると

  • アダルトサイトOK
  • お試し利用にクレジットカードの登録が必要ない
  • 初期費用が0
  • 全てのプランでSSD
  • 高速と評価の高いサーバソフトLiteSpeedを採用
  • 無料でSSLが使える
  • プランの移行がかんたん

SSDだけあってディスク容量のお値段は張ります。が、上位プランへの移行も容易に行えるので、とりあえず必要なプランで契約しておいて、不満が出たら変更と、フレキシブルに対応できます。

サーバ運営会社によってアダルトとみなされる出会い系サイトの紹介もMixHostなら大丈夫。

ぼくはアダルトはやっておらず、(主観的には)違法性もなく(主観的には)内容も健全。しかし縛りが厳しいと凍結さかねない内容のサイトを作っているので、こういうゆるさはありがたいところです。