竹中平蔵批判のビラ配り学生「所属学部は退学としないことを確認」東洋大学

雑学、雑感

東洋大学の学生が、竹中平蔵さんの講義やこれまでの発言を批判する立て看板をキャンパス内で掲示してビラを配ったところ、退学処分を警告されたとネットで話題になっています。

結論から言えば退学はないし、批判の内容を問題視されたわけでもない。禁じられていた立て看板設置とビラ配りをしたから説教されたという話。

 

撤去された立て看板と、ビラは↓のもの。

 

しかしこの看板、じきに大学関係者により撤去され、学生は「指導」されたとのこと。

その際にこの学生に対して「退学処分」が警告された。これかネットで話題に。

看板もビラの内容も「ヘイト」なわけでもないし、目くじらを立てるような内容でもない。

 

なのに退学もほのめかされたとしたらおかしな話で問題ありあり。

そんな騒動の渦中にあった23日午後、大学はウェブサイトに『学生の学内での無許可の立看板設置並びにビラ配布に関する本学の対応について』というお知らせを掲載しました。

内容は学生の所属学部では退学としないことを確認しているというもの。

この度の本学内での無許可の立看板設置については、下記<<参考>>のように、学生に配付し周知している『学生生活ハンドブック』に禁止行為として記されており、立看板の撤去とビラ配布を止めるよう当該学生に対し指導いたしました。

その際、事実確認と禁止行為に関する説明を行いましたが、一部ネット等で散見されるような当該学生に対する退学処分の事実はありません。本件に関して、所属学部では退学としないことを確認しております。

http://www.toyo.ac.jp/news/top/201901231500/

 

ハンドブックに書かれた立て看板設置とビラ配りを禁ずる箇所も付記されています。

<<参考>>

『東洋大学学生生活ハンドブック2018』より抜粋

・「掲示物を学生生活担当窓口に届け出て、許可印を受けてから掲示してください。なお、立看板類は原則として禁止します。」(p.53)

・「無許可での、学内設備品の使用・火気の使用・学内宿泊・ビラ等の配布や掲示・集会・飲酒は禁止します。」(p.55)

学生が退学処分を「ほのめかされた」と感じたのか、実際に「指導中」に「退学処分」の言葉が出たかは分かりません。

確認してみたところ「説教」はしたが、退学処分はないとのこと。

なおキャンパス内では立て看板の設置もビラ配りも、申請しても許可されないそうです。

新入生歓迎の時期のみ例外とのこと。

少なくとも「退学処分になった」なんてのはデマです。「竹中平蔵批判」だからという内容の問題でもない。

建前上かもしれませんが、批判の内容が問題視されて「指導」されたわけでなく、この行為で退学にならないことも確かなようです。

平蔵批判の内容云々を持ち出して東洋大学の了見が狭いと言うのは、空想の敵と戦っているようなもの。

 

ビラ配りすらダメというのは大学としてどうなんだ?とは思います。公道でも届けを出せばデモもできるのに、キャンパス内でビラ配りもできないというのはアレです。

「立て看板禁止」のルールがあっても見逃されるケースが多いなか、大学で「指導」とかやっているのは、どう考えてもへんてこです。

どうしてもキャンパスの「秩序」を守りたいなら、学生の指導なんかなしで「撤去して終わり」にしとけばいいのに。