DataTables 超入門
HTMLのtable タグで作った表にソートや検索機能を追加するための jQuery プラグイン DataTables の使い方です。
とりあえず使ってみたい人は、覚え書き+コピペでそのまま使えるサンプルとして用意したこちらのコードをご利用ください。
コピペ用Datatables を使ってコピペで動的なテーブルを作成
微調整のたびに調べるはめになるため、よく使うオプションをまとめて設定してあります。
Datatables のこまかい使い方は下の関連ページをご覧ください。
ダウンロードと設置
Datatables はCDNを利用することもできますが、ダウンロードしてサーバに置くことも可能です。
結合させてダウンロードする場合は、どの Extension を選択したかを把握しておく必要があります。
Datatables を使うには jQuery が必要です。Wordpress を利用しているなら不要ですが、jQuery を設置していない場合は、Datatables と一緒にダウンロードすることもできます。CDNからも利用できます。
設置順は以下の順序にします。
- jQuery
- datatables.min.js
- 実行スクリプト
テーブルの型
テーブルには head と body が必要です。
- テーブルにはIDをつける。このIDを対象としてスクリプトを実行させる<table id="table1″>
- 一番上の行の列タイトルは<thead></thead>に入れる
- データ部の先頭には <tbody> を入れる
- </table> の前に </tbody>を入れる
- 必要なら foot も使える
基本的には普通のテーブルですが、テーブルの高さを固定させてスクロールさせる場合は、head と foot は固定されます。
Datatables の基本デザイン・スタイリング
オプション
ページ送り・スクロール
オプション | デフォルト値【設定方法】 | |
---|---|---|
ページ送り | paging | true |
デフォルト件数 | pageLength | 10 |
ページメニュー | lengthMenu | [10, 25, 50,100] |
ページキャプション | lengthMenu | 設定例 [[7, 10, 15,-1], [7, 10, 15, “全件”]] (-1で全件) |
X方向(横方向)スクロール | scrollX | false true か false だけでオプションはありません |
Y方向(縦方向)スクロール | scrollY | false 【高さは vh や px で指定】 |
件数が少ない時 (空白にするか) | scrollCollapse | false |
サーチ・並べ替え
オプション | デフォルト値【設定方法】 | |
---|---|---|
サーチオプション | searching | true 【false にするとサーチボックスが消えるだけでなく、サーチ機能そのものがオフになる】 |
並び替え許可 | ordering | true |
初期の並び順 | order | “order": [] 【[[ 列番号, “desc” or “asc” ]] descで降順ascで昇順】 |
利用者による並べ替え | orderable | true |
ordering がtrue だと、orderを指定していない場合は、一番最初の列が昇順で並び替えられてしまいます。テーブルの順番(データを順)通りに並べるには、“aaSorting":[] とします。
列に対してオプションを適用
datatables の列に対するオプションの設定には columns と clumnDefs の二通りの方法が用意されています。columns は左から順に設置していくことになるので、列が多いと確認も煩わしくなります。
columnDefs を使うほうが手軽でしょう。列番号は 0 から始まります。
columnDefs: [ {targets: [0, 1], visible: true}, {targets: '_all', visible: false } ],
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