Calとkcal 間違えやすいカロリー表記

健康

体の線が気になったり、中性脂肪が多すぎると言われてダイエットを始めると、まず気になるのが日頃の食事のカロリーですよね。

お茶碗一杯のご飯140gのもつエネルギーは約230キロカロリー、うどん一玉240gが256キロカロリーといった具合に、1日にどのくらいのカロリーを摂っているかを調べます。

そんな時にkcalではなく、Calという表示を見かけたことがありませんか?キロカロリーなら1,000の単位を表すkがついていないとおかしいと思いますよね。慣れないうちは混乱することがあります。

じつはcalとCalは同じつづりなのに意味が違うんです。

Cal と kcal は同じ意味

calのあたまが大文字のCで、Calとなっていると1000calを意味するんです。

古い本やサイトを見ているとごはん一杯130gが約200Calのように表示されていることがあります。ご飯一杯がたったの200カロリーなの?と思うなかれ。意味するところは200キロカロリーなんです。

文字なら注意していれば分かりますが、呼ぶ時はキロをつけるか、大文字を使うので大カロリーとも呼ばれていました。間違いがないように、小文字のカロリーは小カロリーと表現されることもありました。

Calだと紛らわしい

大文字Calと小文字calで使い分けるのは、まぎらわしいですね。Calの中に一つだけ500calがあったりすれば、「えっ?」と思ってしまいます。

書く方も読む方も間違えやすいので、現在は大文字と小文字で区別することはやめ、1000の単位を表すkをつけて、1,000cal=1kcalと表示されるようになっています。

カロリー

ついでにカロリーの意味についてもおさらいしておきましょう。

カロリー(calorie)は生理的熱量の単位を意味します。難しそうな表現ですが、ようは体の中で消費されるエネルギー量のことです。

「脂肪を燃焼させるサプリ」といった言葉をよく耳にしますね。燃焼というと火が燃えることを思い浮かべますが、体内では「燃やして」はいませんよね。なのに、なぜ脂肪を「燃焼」させると表現されるのでしょうか?

それはエネルギーを取り出すために酸化させてエネルギーに変える過程が燃焼と表現されているからです。焚き火が燃えるのは、燃焼するための元と酸素が結びついて生じる反応です。

体内では脂肪やブドウ糖が酸化する時に生じるエネルギーを火を出さない方法で利用しています。無酸素運動のように、酸素と結合させずに生じるエネルギーを取り出すこともありますが、その元を作るのには酸素が必要となります。

カロリーは生理的熱量のほか、生理的エネルギー値、生理的エネルギー量、代謝熱量、代謝エネルギー量といった表現を使われることがあります。

 

調理法で食品のカロリーは変わる?

野菜などの皮を剥いたら、その分はカロリーとして減りそうな気がします。また、調理法によっては吸収されやすくなるので、カロリーは増えそうな気がしますよね。

でも、気にしなくて大丈夫です。

文科省の公表している日本食品標準成分表は、日常的に食べられる部分をもとに、吸収率も考慮して作成されています。そのためにお肉でも野菜でも部位によって別項目になっています。

あまり細かく考えても面倒になるだけなので、