浜松市楽器博物館 予習してから訪れるとより楽しめる駅前の観光施設
浜松市楽器博物館は浜松駅から歩いてすぐの場所にある施設で、浜松市科学館とならんでポピュラーな観光施設です。音楽の街浜松を象徴する楽器博物館。浜松に来たけど時間はないという人も、一度立ち寄ってみてはいかがでしょう。
音楽の街浜松の楽器専門博物館
浜松市楽器博物館は楽器を専門に収集した博物館。世界中から集められた楽器が地域ごとに分類され、展示されています。
人間と楽器の関係は古く、三万六千年前には骨の笛が用いられていました。紀元前14世紀(3400年前)の遺跡からは、「楽譜」も発見されています。
▼世界最古の音楽
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人間にとっての音楽は長い歴史を持つだけに、地域や時代によってさまざまな楽器が生まれ、現代までその形を残しています。
そんな楽器を集めた博物館だけに音楽をやっている人はもとより、音楽にはあまり縁のない人でも十分楽しめる内容となっています。
たとえば古典文学に登場する楽器は、同じ名前でも今のものとは大きく異なっています。モーツアルトの弾いていたピアノと現代のピアノでは大きさからして違います。
いまと昔の楽器の「違い」を知れば、文学や映画もより楽しむことができます。
楽器の姿を眺めながら、18世紀のヨーロッパのサロンで演奏されていた様子を想像してみるのも楽しいもの。
施設はユニバーサルデザイン(バリアフリー)なので、老若男女を問わず訪れやすくなっています。
解説がないと堪能しきれない
楽器博物館では展示品の解説を定期的に行ったり、ミニコンサートを開催するなど、展示やイベントに工夫が凝らされています。
とはいえ、楽器に限らないことですが、やはり歴史的背景や風俗を知っているのと知らないのとでは、見方が全く変わります。
訪れる前に楽器の歴史について調べておくと、より楽しむことができますよ。
▼楽器博物館による解説動画
[youtube][/youtube]▼分かりやすい解説
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大人800円の入館料は展示内容からすると妥当ですが、一般向け博物館としては若干高め。詳しい人と同行するか、あらかじめ調べてから訪れると満足度が高くなると思います(2016年前だったかに値上げされてまして…)。
近隣の人なら年会費を払う「友の会」会員になることで、3,000円で入り放題になります。
ただ、一般の人にとっての「分かりやすさ」という点では、演奏もよく行われている民音音楽博物館のような展示のほうが馴染みやすいかもしれません。
展示品のガイド
展示品の解説が定時に行わる「ギャラリートーク」が毎日開催されています。他の催し物がある時には変更されるので、あらかじめ確認ください。
展示品の解説(毎日)
10分間程度の展示品の解説。
- 11:00
- 12:30
- 14:00
- 15:30
ガイドツアー(日曜日)
30分程度の展示室ガイドツアー(コロナ対策のために休止かもしれません)
- 11:00
- 14:00
入館料
常設展観覧料 | 大人 | 高校生 | 中学生以下 | 高齢者(70歳以上)、 障害手帳所持者(介助者が 必要な場合は、介助者1名を含む) |
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個人 | 800円 | 400円 | 無料 | 無料 |
団体(20名以上) | 640円 | 320円 | 無料 | |
団体(80名以上) | 480円 | 240円 | 無料 |
アクセス
施設名 | 浜松市楽器博物館 アクトシティ研修交流センター 1F, 地下 |
---|---|
住所 | 〒430-7790 浜松市中区中央3-9-1 |
電話番号 | 053-451-1128 |
会館時間 | 9:30 ~ 17:00 |
入館料 | 大人:800円、高校生:400円、中学生以下と高齢者 (詳しくは後述) |
休館日 | 毎月第2・4水曜日 (祝日の場合は翌日、8月は無休) その他はこちら |
駐車場 | なし(近隣の有料駐車場をご利用ください) |
アクセス | 徒歩 浜松駅より8分イベントホール北 (アクトシティ一番東側の建物北) 車 東京より東名・浜松I.Cまで、約2時間30分。 大阪より東名・浜松西I.Cまで、約3時間。 東名浜松I.C・浜松西I.Cより約30分 新東名・浜松浜北I.Cからは約50分。 |
浜松駅からアクトタワーへの2階連絡通路からも訪れることができます。
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