Chromeのページ翻訳(サイト翻訳)の使い方と設定法

2017年11月21日翻訳サービス,ブラウザ,スマホアプリ

Chrome Tips ページ翻訳設定

Google Chrome には標準で、 ”google翻訳” を使ってページを丸ごと翻訳してくれる機能が搭載されています。

日本語以外のページにアクセスすると、スマホなら画面下に表示されるコレです。

 

日本語を押せば日本語に訳され、英語を押せば原文が表示されます。

PCなら上部に表示されるダイアログでサイトを丸ごと翻訳してくれるというありがたいものです。Chromeのビルトイン翻訳は対訳が表示されない不便さはありますが、ニュースなら違和感なく読める優れものでもあります。

この翻訳機能はスマホ版・PC版どちらにも搭載されているため、同じ感覚で使うことができます。

ただ、毎回翻訳するかを問われるとめんどくさいのも事実。逆に突然翻訳されなくなって困ったというケースも耳にしたので、Chromeのページ翻訳の設定方法をば。

 

 

Chromeのページまるごと翻訳設定

Chromeのページ丸ごと翻訳機能の設定は google アカウントで共有されるため、ログイン中のすべてのクロームで同じ翻訳設定になります。

PC版であろうがAndroid版であろうが、どれか1つを変更すればログインしている他のプラットフォームにも反映されます。

PC版Chromeの翻訳方法

アドレスバーに表示されているアイコンをクリックで、原文ページと翻訳を切り替えられます。これが表示されない時は、下の設定で言語を追加してください。

 

翻訳したいページ上で右クリックしたら表示される「コンテクストメニュー」の「日本語に翻訳」からも翻訳できます。

Chrome 翻訳メニュー Google 翻訳

 

PC版Chrome設定方法

◆アドレスバーで直接設定画面に入力

chrome://settings/languages

 

◆設定画面からたどる

右上設定メニューより

 

言語設定は設定ページそのままでは表示されないので、一番下の「詳細設定」を押して、その他の設定を開きます。

詳細設定画面から言語を探してクリック
Chrome設定 言語翻訳

「母国語以外のページで翻訳ツールを表示する」を右に動かします。
Chrome設定 言語翻訳

母国語以外のページで翻訳ツールを表示する」のスイッチ(スライダー)を右側にすると、他の言語のページを開いた時点で翻訳ツールが表示されます。

翻訳ツールを消したければスイッチオフ(左側に)。

 

スマホ版Chrome で翻訳

外国語のページにアクセスすると、画面の下に翻訳ダイアログが表示されます。

 

上の画像の翻訳ダイアログが表示されない時はページメニューから「翻訳…」を選択。これで下部に翻訳ボックスが表示されます。

これでも表示されない時はページを上にスクロールさせます。ページの頭の部分まで移動すれば出てくるはず。

翻訳モードになっているのに翻訳がうまくいかない場合は、次の[サイトの設定]にある「Google 翻訳」で設定してください。

 

スマホ版Chrome設定

右上メニュー[設定]より

Chrome スマホメニュー設定

 

[サイトの設定]を選んで

chrome-menu-settingスマホ・アンドロイドクローム設定

 

[Google翻訳]に進みます。

chrome-menu-settingスマホ・アンドロイドクローム設定

 

『ほかの言語ページで翻訳するかどうかを尋ねる』をオンにすると翻訳ツールが有効になります。

Chrome スマホの翻訳言語設定

翻訳ツールを消したければスイッチオフ(左側に)。

 

翻訳する言語を増やしたい・減らしたい

翻訳する言語を追加すると、スマホ・PCどちらでも、その言語で書かれたページの翻訳設定が行えるようになります。

先ほどの言語設定から「言語の追加」で翻訳対象の言語を増やすと、追加した言語の右側に クロームメニューアイコン・ボタン メニューが表示されます。

Chrome スマホの翻訳言語設定
スマホで英語を追加した状態。自動翻訳設定は、[英語] の右側のメニューからアクセス
言語の右側のメニューをクリックすると、設定パネルがポップアップするので、「この言語のページで翻訳ツールを表示する」にチェックを入れると、その言語用の翻訳ツールが表示されるようになります(「ほかの言語ページで翻訳するかどうかを尋ねる」をオンにしていない場合)。

Chrome PC版の自動翻訳設定

その言語のページを開くと、翻訳ツールが表示されるようになります。

翻訳ツールがが煩わしければチェックを外せばOK。

 

翻訳設定が反映されない

翻訳の設定をしても、なかなか反映されないことがあるようです。

この現象は PC版 Chrome で設定画面を同時にいくつも開いているとなりやすいみたいなので、設定画面をひとつだけにしてリロードしたり何度かオン・オフを切り替えていると直るはず。