Google翻訳機能拡張と通常翻訳はこんなに違う 翻訳精度を比較

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Google翻訳は2016年11月に翻訳精度が大幅に向上し、「実用に耐えるレベルになった」と言われるほど使えるようになりました。

グーグルの翻訳精度は少しずつ改善されたわけではなく、ディープラーニングにより、ハードルを一気に飛び越えたような進化をしました。

そんな高評価をうけるGoogle翻訳ですが、同じページを翻訳にかけても、サービスへのアクセス手段によって異なる翻訳結果が返ってきます。

Google翻訳の利用には、Googleの翻訳サイトに翻訳したい語やURLを入力する方法と、Googleの提供するブラウザ用機能拡張の二通りの方法があります(もうひとつ、Chromeの機能としてページごと自動的に翻訳するものもありますが、これは常時そうなる)。

短い文章や熟語では両者の間に極端な差は感じられませんが、1ページまるごと翻訳にかけると読みやすさがまったく違います。

印象としては、長い文章ほどGoogle翻訳サイトのほうが読みやすくなり、比較的短い文章だと機能拡張経由のほうが使いやすいです。

機能拡張のほうが使い勝手がいいので、ざっと眺めたい時は機能拡張を、それでは分かりにくい時はサイトで翻訳にかけています。

どちらの翻訳もマウスオーバーで原文が表示されるので特に支障もなく使い分けていたのですが、どれほど違うのか疑問になったので比較してみました。

比較に用いたのはニュースの文章としてニューヨークタイムスのフロントページ、地理と歴史・化学記事についてはWikipediaを利用しました。

グーグル翻訳の二通りの使い方

ページまるごとグーグル翻訳にかける方法に二通りのやり方があります。

グーグル翻訳google translate

一つは翻訳したいページに移動して機能拡張から直接ページを翻訳する直接翻訳

グーグル翻訳 google translate

もう一つはグーグルの翻訳サイトに移動して、翻訳窓に翻訳したいページのURLを入力してグーグルのサイト上で翻訳する「サイト翻訳」です。

グーグル翻訳google translateグーグル翻訳 google translate

直接翻訳とサイト翻訳が正しい名称かはわかりませんが、ここでは直接とサイトとして表記します。

NY Timesの記事

オリジナル

New York Timesフロントページ

I Left My Son in a Kingdom of Men
By MANAL AL-SHARIF
After I protested Saudi Arabia’s ban on women driving, I had to face a mother’s worst nightmare: leaving my child.

America Doesn’t Feel Safe Anymore
Eureka? Yes, Eureka!

 

機能拡張

私は男性の王国で私の息子を左

マナル・アル・シャリフことで

私の子供を残して:私は運転の女性にサウジアラビアの禁止を抗議した後、私は母親の最悪の悪夢に直面しなければなりませんでした。

アメリカはもう安全だと感じていません

サイト

私は男の王国に私の息子を残しました

MANAL AL-SHARIFによる

サウジアラビアの女性運転禁止に抗議した後、私は母親の最悪の悪夢に直面しなければならなかった。

アメリカは安全だと感じていない

I Left My Son”

目立つのが”I Left My Son” の訳です。

普通に訳せば「私は息子を残してきた」です。翻訳サイトのほうは正しく「残しました」になっているのに、機能拡張では「私の息子を左」と、Leftを左としてしまっています。Lが小文字のleftならちゃんとなったのかもしれません。

: leaving my child

サイト翻訳ではこの部分「息子を残しておくこと」は消えているため違和感がなくなっています。

“after I protested Saudi Arabia’s ban on women driving”

この部分はサイト翻訳は「サウジアラビアの女性運転禁止に抗議した後」と自然に翻訳されています。一方の機能拡張は「私は運転の女性に」となっていて意味が通らない。

Wikipedia英語版

京都

Wikipedia Kyoto

原文

Kyoto
From Wikipedia, the free encyclopedia

Kyoto (京都市) is a city located in the central part of the island of Honshu, Japan. It has a population close to 1.5 million. Formerly the Imperial capital of Japan for more than one thousand years, it is now the capital city of Kyoto Prefecture located in the Kansai region, as well as a major part of the Kyoto-Osaka-Kobe metropolitan area. Kyoto is also known as the thousand-year capital.

18th century map with the Japanese capital “Meaco”
In Japanese, the city has been called Kyō (京), Miyako (都), or Kyō no Miyako (京の都). In the 11th century, the city was renamed Kyoto (“capital city”), after the Chinese word for capital city, jingdu (京都).[5] After the city of Edo was renamed Tokyo (東京, meaning “Eastern Capital”) in 1868, and the seat of the Emperor was transferred there, Kyoto was known for a short time as Saikyō (西京, meaning “Western Capital”).

Obsolete spellings for the city’s name include Kioto, Miaco and Meaco. Another term commonly used to refer to the city in the pre-modern period was Keishi (京師), meaning “metropolis” or “capital”.[6]

 

機能拡張

Kyoto

ウィキペディア、フリー百科事典から
他の用途については、京都(曖昧さ回避)。

京都 (京都市?) この音について この音について である都市の島の中央部に位置する本州、日本。これは、150万に近い人口を持っています。旧帝国日本の首都以上千年のためには、それが今の首都である京都府にある関西圏だけでなく、大部分の京阪神都市圏。京都は、千年の都として知られています

日本の首都「Meaco」と18世紀のマップ
日本では、都市は呼ばれてきた京(京)、宮古(都)、または京の都(京の都)。11世紀には、都市は首都のための中国語の単語の後、京都(「首都」)と改名された、JINGDU(京都)。[5]の都市の後江戸を改名された東京(東京 1868年に「東の首都」を意味する、)、およびの座席皇帝がそこに移し、京都は限り短時間で知られていた埼京線(西京「ウエスタンキャピタル」を意味し、 )。
街の名前の綴り廃止が含まKioto、MiacoとMeacoを。一般的に前近代の期間中、市内を参照するために使用される別の用語だっ圭史(京師)、「大都市」や「資本」を意味します。[6]

サイト

京都
ウィキペディアから、無料の百科事典
他の用途については、 Kyoto(disambiguation)を参照してください。

京都 ( 京都市 、 京都市 、)は、 本州の島の中央部に位置する都市です 。 それは150万人に近い人口を持っています。 かつて千年以上にわたり日本の帝国首都でしたが、現在は京都府の 関西圏にある首都であり、 京都・大阪・神戸の大都市圏の大部分を占めています。 京都は千年の資本としても知られています

日本の首都 “Meaco”との18世紀の地図
日本では京 ( 京 )、 都 ( Miyako )、 京の都 ( Kyōno Miyako )と呼ばれています。 11世紀には、都市は資本都市のための中国語の言葉の後に京都( “首都”)に改名されました。 1868年に江戸市が東京 ( 東京 、東部の首都を意味する)に改名され、 皇帝の座席が移転した後、京都は西京 ( 西京 、西洋の首都を意味する)として短期間で知られていた。 )。
市の名前のための時代遅れのスペリングはKioto 、 MiacoおよびMeacoを含んでいる 。 現代前期に都市を参照するために一般的に使用されている別の用語は、 “首都”または “首都”を意味する慶事 ( 京師 )であった。 [6]

 

“From Wikipedia, the free encyclopedia”

脱線しますが、「フリー百科事典」がWikipedia日本語版で使われている正式名称です。

サイト翻訳の「無料の百科事典」は訳として正しいものの、原文の確認が必要になっています。

機能拡張はフリー百科辞典となっています。こういうところは機能拡張がいいですね。

Kyoto is also known as the thousand-year capital

機能拡張では「京都は、千年の都として知られています」と、素直に訳されています。違和感ないですね。

一方サイトでの翻訳では「京都は千年の資本としても知られています」とcapitalが「資本」になっています。

meaning “metropolis” or “capital”

二つ目のcapitalは、機能拡張ではcapitalが「資本」になっています。上ではきちんと首都になっていたのに、こちらでは誤訳になっています。

訳としては間違ってはいるけれど、想像がつきやすいので、むしろありがたいかもしれません。

サイト翻訳では「”首都”または “首都”を意味する」となっています。サイト翻訳は同義語が並んだ場合、同じ言葉を訳に用いることがままあります。首都としてのCapitalの類義語は確かに悩むので、こうなるのは自然なのかもしれません。

 

oligodynamic metal action(微量金属作用のページ)

Wikipedia oligodynamic metal action(微量金属作用)

金属の殺菌力の原理、微量金属作用

原文

Oligodynamic effect
From Wikipedia, the free encyclopedia

Silver spoons self-sanitize due to the oligodynamic effect
The oligodynamic effect (from Greek oligos “few”, and dynamis “force”) is a biocidal effect of metals, especially heavy metals, even in low concentrations. The effect was discovered in 1893 by Karl Wilhelm von Nägeli, although he did not identify the cause.[1] Brass doorknobs and silverware both exhibit this effect.

Mechanism[edit] The metals react with thiol (SH) or amine (NH) groups of enzymes or proteins, a mode of action to which microorganisms may develop resistance. Such resistance may be transmitted by plasmids.[2]

 

科学用語です。

機能拡張

微量作用効果
ウィキペディア、フリー百科事典から

シルバースプーン微量作用効果による自己サニタイズ
微量作用効果(からギリシャ語の「数」、およびデュナミス「力」オリゴ)は殺生物性金属、特に効果重金属も低い濃度で、。効果はで1893年に発見されたカール・ヴィルヘルム・フォン・Nägeli彼は原因を特定しなかったが、。[1] 真鍮 ドアノブと銀この効果を発揮する両方

メカニズム[ 編集] 金属は、と反応するチオール基(SH)又はアミン酵素又はタンパク質の(NH)基、微生物が耐性を得るに作用様式。そのような抵抗は、によって送信することができるプラスミド。[2]

サイト

寒冷循環作用
ウィキペディアから、無料の百科事典

シルバースプーンは、オリゴダイナミック効果のため自己消化する
オリゴダイナミック効果 ( ギリシャ語のオリゴ数「少数」およびダイナミス「力」)は、低濃度であっても金属、特に重金属の 殺菌効果である。 この効果は1893年にKarl Wilhelm vonNägeliによって発見されましたが、彼は原因を特定しませんでした。 [1] 真鍮の ドアノブと銀器の両方がこの効果を発揮する

メカニズム [ 編集 ] 金属は、酵素またはタンパク質のチオール (SH)またはアミン (NH)基と反応し、微生物が抵抗性を発揮する可能性がある。 このような抵抗性は、 プラスミドによって伝達され得る。 [2]

 

科学系の用語は機能拡張では読めないですね。

Oligodynamic effect

微量金属作用は微量な金属のもつ殺菌効果のことです。

機能拡張では「微量作用効果」と訳されていて、ほぼ意味が通ります。

一方のサイト翻訳のほうは寒冷循環作用で意味が通らない。学習量が少ないものは苦手という感じでしょうか。

短く使われる場面がある程度絞られることばは、機能拡張のほうが意味が把握しやすい傾向にあります。

Brass doorknobs and silverware both exhibit this effect

機能拡張は素直に翻訳されることが多いのに、真鍮 ドアノブと銀この効果を発揮する両方 silverwareが銀器と訳されていないのが意外です。

サイト翻訳では真鍮の ドアノブと銀器の両方がこの効果を発揮すると、素直に訳されています。

 

 a mode of action to which microorganisms may develop resistance. Such resistance may be transmitted by plasmid

 

機能拡張はもう全然ダメ。微生物が耐性を得るに作用様式では意味が通らない。

サイト翻訳は語順がきちんとしているので読めます。微生物が抵抗性を発揮する可能性があるは読みやすいですね。

長文ならサイトで翻訳、短い文なら機能拡張が読みやすい

サイト翻訳の方が訳はこなれていて、長文になるほど読みやすさが増します。その代わり「定訳」に近いものが普通の単語として翻訳されてしまう傾向にあるため、かえってわかりにくくなることがあります。

一方機能拡張は短文や定型的なものには強いですが、長くなればなるほど語順からして定まらなくなります。

やっぱり一長一短です。

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