韓国の仮想通貨取引所 サイバーアタックで破綻

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2017年は知名度が飛躍的に上がり、価値も高騰している仮想通貨ですが、それにともない犯罪被害も増えています。

今月19日、韓国の仮想通貨取引所 Youbit(元Yapizon) がサイバー攻撃により資産の17%を失ったとして、破産しました。

Youbitの顧客の口座にある仮想通貨のうち、3分の4は返済され、残りは破産手続き後に払い戻される。

Youbitは今年4月にも攻撃を受け4,000 bitcoin(当時3600万ドル、現在7300万ドル相当) を失っています。

今年に入ってから世界各地で北朝鮮の支援するハッカー集団からのサイバー犯罪が相次いでおり、韓国の警察は少なくとも4つの仮想通貨交換所をターゲットとしていると非難しています。

YouBitは今回のハッキングの犯人は不明としながらも北朝鮮によるものではないと否定。

(Youbitは、仮想通貨取引所YoBit.Netとは無関係)

仮想通貨の高騰とともに増える攻撃リスク

今月7日には仮想通貨の採掘(マイニング)プールサービス NiceHash で4700 bitcoin(70万ドル)相当の盗難が発生しています。ITmedia NEWS

マイニングプール仮想通貨は発見されていない価値を発見することで「流通する」通貨の量が増えます。この発見のための作業を発掘といいます。発掘を個人で行うと当たり外れが大きいため、グループ単位で作業を行うことがあります。グループでの発掘をするための枠組みをマイニングプールと呼びます。

ビットコインの価格は今年はじめから15倍に値上がりしていることから、仮想通貨への攻撃はさらに激しくなると思われます。

仮想通貨は取引所ばかりでなく、採掘プール(発掘支援の枠組み)にも集まっていることを考えると、犯罪者にとってのお宝の山はいたるところにあるのかもしれません。

12/21 リュイター
12/20 CNN
12/19 BBC News