Vivaldiの設定をエクスポートして引っ越し、パスとIDも移行する方法
このやり方は今は使えないのでこちらを参照ください
Vivaldi – Export logins and passwords from newer Vivaldi profile versions
Vivaldiではアカウントを利用してのPC間での同期ができないため、ブックマークやパスワードの共有には手作業でのユーザデータの移動が必要になります。
別のPCへの引っ越しに必要なユーザデータのデフォルト保存先はこちら。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Vivaldi\User Data\
ここにあるファイルを別のPCの自分のユーザデータにコピーすればOK、なんですが。
ただこれをコピーするだけだと、コピー先ではVivaldiに保存していたパスワードが使ません。セキュリティの観点からすれば望ましいことですが、現実的には新しいPCであらためてIDとパスワードを入力するのはめんどくさい。
これには一応の解決法があります。IDとパスワードはエクスポートできるので、別のPCにインポートすれば、手間はかかるもののパスワードも含めて移行することができます。
パスとIDも含めたお引っ越し手順
引っ越しを始める前に、まずは確認と下準備から。
- 移行元のPCと引越し先のPCのVivaldiが同じバージョンかを確認する
- vivaldi://about/でユーザプロファイル(ユーザ設定)の場所(パス)を確認
移転元でやること(転送準備)
- vivaldi://flags/#password-import-export を実行
- ”パスワードのインポートとエクスポート”を有効にする
- Vivaldiを再起動
- chrome://settings/passwords でエクスポート
- CSVファイルで出力されるので、自分でファイル名をつけて保存
- ディスク容量を多少なりとも節約したいなら、履歴を消去しておく(Ctrl + Shift + Delete)
- vivaldi://flags/#password-import-export でパスのインポートとエクスポートを無効にする
移転元のファイルの保存(バックアップ)
- Vivaldiを終了させる
- ”User Dataフォルダ”をUSBなどの移動させるためのストレージにまるごとコピー
- 先ほどエクスポートしたパスワードとIDのファイルもストレージにコピー(ユーザデータとは別にする)
引越し先でやること(元の環境を再現)
- Vivaldiを終了させる
- 今あるユーザデータを消してしまう
- 先ほどコピーしたユーザデータをコピー
- vivaldi://flags/#password-import-export でパスのインポート・エクスポートを有効に
- chrome://settings/passwords でインポート
エクスポートはパスワードとIDが平文で保存されています。インポートできたらすぐに消して下さい。
フォーラムの投稿をまるっと訳しただけという感じですが、勘弁してくださいw
付記:個別ファイルを転送
ブックマークやNoteの内容は
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Vivaldi\User Data\
の下のDefaultに入っています。これらを個別にコピーすれば、別のPCでも似た環境にすることはできます。
Default
– Bookmarks
– Notes
– cookies
– Login Data
Login DataにはパスとIDが入っていますが、暗号化されていてそのPCでしか使えません。上でエクスポートしているのはこのファイルの中身です。
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